食品生命科学科卒
機械系、電気系、化学系、農学系など、
当社では様々な専攻の理系出身者が活躍しています。
それぞれの専攻の社員が思う、「学生時代に学んだことを今の仕事にどう活かせているか」や、
「入社してから学んだことは何か」などをご紹介します。
営業として食品工場のお客様を専門に、空調の案件はもちろんのこと、食品を製造する設備エンジニアリングの案件など、取引実績のあるお客様や新規のお客様を対応しています。また新規のお客様とのきっかけづくりのために、衛生管理や結露などをテーマにしたセミナーの計画なども行っています。
お客様から課題を聞き出し、他社の情報収集を行い、案件を進行させるために社内への依頼事項をまとめ、提案資料作成を段取りすることで、競合先との優位性等を理解いただきながら発注をいただけるように営業活動を行っています。
食に関わる微生物学や栄養学、遺伝子学などを学んでいました。具体的には、菌やカビ、寄生虫などによる食中毒の事例や、それぞれ固有の特徴などがあります。研究室では、市販食肉における病原性大腸菌の汚染状況についての研究を行っていました。病原性大腸菌による食中毒の発生予防対策の一助となるべく、抗菌薬の耐性試験を行い、分離株の薬剤感受性や、他の細菌に薬剤耐性の遺伝子を伝達することができるRプラスミドと呼ばれるDNAの保有状況を調べていました。試験にあたっては、日本で行われている類似した実験の論文を集めて参考にしていましたが、このときに徹底的に調べることを心掛けていたので、最適な選択をするための考察力が身についたと思います。
食品業界のお客様を担当しているので、菌の話については現場の衛生管理という点に関してイメージがしやすいです。また昨今、工場の衛生管理が非常に重要になってきていることもあり、品質管理担当の方とのやり取りも増えている中で、学生時代に勉強した知識が役立っていると感じます。
空調設備については大学では学んでいなかったので、入社後、実際の物件に触れながら徐々に理解を深めていきました。また、生産設備関連についても、今まではコンビニの商品がどのようにして作られているかなんて考えてもいませんでしたが、入社して現場を見たり、実際の案件に関わったりすることで、「焼く」という一つの工程をとっても色々な考え方、機械メーカーがあるということを知りました。
先輩社員に同行して新規のお客様への会社説明の仕方を教えていただきながら、議事録作成を担当していました。とにかくお客様に顔を覚えていただけるように心がけていました。
大学時代に微生物学を専攻していたこともあり、培養・発酵に関わる案件に同行させていただきました。ほとんどメインで担当し、説明資料も自身で作れるようになりました。
1年目から訪問を続け、初めて自身で関係を築いたお客様からお仕事をいただくことができました。やっと実を結んで非常に達成感があった案件です。
コロナ禍で新しいお客様への訪問ができない中、結露対策セミナーなどを開催してお客様との接点をもつ機会を創っていました。そのセミナーがきっかけでお客様からいただいた案件もあり、コロナ禍でも何とか頑張った甲斐がありました。
食品エンジニアリングの展示会がきっかけで初めて工場の新築案件をいただきました。工場のレイアウトや生産ルールを理解するところから始まり、非常に勉強になりました。
これまでお客様への訪問を優先していましたが、視点を変えてお客様だけでなく食品に関わる企業様との交流も増やしていきました。衛生管理専門の企業様と協力してセミナーを開催したり、生産機械のメーカー様を訪問したりして、今後の機会創出に向けて取り組んでいました。
私の所属しているグループでは、主にクリーンルーム設備や工場内の暑熱対策、人を対象とした空調の設計を行っており、現在は工場の建屋増築に伴うすべての空調・換気設備及びクリーンルーム設備の設計を担当しています。お客様からご要望いただく設備条件を基に打合せ・現場確認を行った上でシステム検討・見積りを行います。その後、お客様から発注いただいたら詳細設計・図面作成を行い、お客様と設備仕様の最終確認をしてから工事部へ引き継ぐまでが私の仕事です。
主に「4力」と呼ばれる流体力学、熱力学、材料力学、機械力学を学んでいました。座学と実験を繰り返しながら知識を深め、学んだ4力を用いて一つの工作物を作りました。また、私が所属した研究室は流体力学を応用して医学、化学、物理学へ応用展開して新しい研究分野を確立する装置作りの研究を行っていました。自分の専門外の学問も学びながら物を作るのは大変でしたが、知らないことを調べる力を身につける良い機会だったと思います。
設計は納入する設備図をCADで作成するので、学生時代に図面の書き方やCADの使い方を学んだ経験は入社後にも活かせていたと思います。他にも流体工学や熱工学を学んだことで、空調に必要な流体や熱の考え方をより深く理解することができたと思います。また、お客様や社内の人に説明をする時も、相手に伝わりやすい資料作りを求められます。所属していた研究室では人前で発表する機会も多く、その時の経験が今に活きていると思います。
当社は建設業界に属するので、実際に現場を見て学ぶことが重要な業種です。研修や写真などで空調機器や制御機器、配管・ダクトの施工などは学びますが、座学だけで全てを理解することはできないので、実際に現場へ行き、機械や施工している雰囲気を見ることで初めて理解できます。また、設備設計を担当している先輩方は知識が豊富で入社直後はレベルの高さに驚きますが、そんな先輩方も学生時代は専門外の学問を専攻している方も多く、専門外の方でも努力次第で知識を深めることは可能です。
先輩の補佐として設計を担当していました。
基本は研修で学びましたが、実務となるとまた考え方が違い、設計に苦労することもありました。
先輩にフォローしていただきながらも、見積りから受注、試運転まで初めて全ての流れをメインで担当しました。お客様に対して自分で説明し始めたのもこの頃で、自身の言葉で説明することの難しさを感じながらもやり切ることができました。
1~2年目の間はお客様や先輩の言ったとおりに設計することが多かったですが、3年目頃から自身の考えで設計できるようになったと思います。お客様のご要望である省エネをどのようにして叶えるか、自身で資料を作成しつつ、提案することができました。
4年目から担当物件の規模が大きくなってきて、仕事量も増えてきました。
新入社員を教えるようになったのもこの頃で、フレッシュさに懐かしさを感じながら、一緒に仕事を進めていきました。
初めて合計十数室もの規模の大きな物件に携わりました。
これまで生産ラインや工場空調が多かったなか、初めてのクリーンルームでした。当社が関わる全ての技術を使ったことも印象に残っています。
4年目までは先輩社員が現場に同行してくださっていましたが1人で担当するようになり、聞かれたことにも会社に持ち帰ることなく、自身の考えや意見を伝えられるようになりました。
設計の仕事には大きく分けて見積業務と受注業務があります。見積作業ではお客様の「こういう空調の部屋が欲しい!」というご要望に対し、どういう機器を使えばそれが実現できるかを検討、仕様を決定し、見積りをします。見積りした仕様で注文をいただいたら、それ以降の作業が受注業務となり、さらに詳細な設計や設備に必要な機器の手配を行います。お客様の「こういう空調の部屋が欲しい!」に対し、どういう設備にしようか検討するのが設計の醍醐味であり、楽しいところだと考えています。
化学系の学科だったため、主に有機化学・化学工学・分析化学・物理化学などを学んでいました。化学を通じていろいろな分野の橋渡しとなれるような人材の育成を目指すというコンセプトの学科だったため、生物や量子力学・環境工学・流体力学などの科目も広く浅く学びました。研究室は分析化学の分野で、アルコールや切削油の、濃度により光の反射率が異なるという性質を利用し、ガラス棒にLED赤色光を当て溶液の濃度を測定するセンサーの作成を行っていました。
空調の会社なので、熱力学や流体力学の知識はあってよかったなと思います。絶対に必要というわけではないですが、専門用語や公式などの基礎知識が頭に入っていることで、空調の基礎を学ぶ際の理解がスムーズだったと思います。その他にも、化学系の企業のお客様から「こういう薬品を扱う部屋を造りたい」という見積依頼が来た際に、薬品の化学式が頭に浮かんだり、「確かこんな物性だったかな?」と考えたりできることは今の仕事に役に立っています。
入社直後の研修もジョブローテーション研修も配属後も、そして現在でも常に新しい多くのことを学んでおり、本当に日々勉強だなと実感しています。研修では空調の基礎を、配属直後はその基礎を実務でどう扱うのかを学びます。また、様々な機器を使って設備を設計するので、その機器一つひとつのことを学び、現場での実務を経てより理解を深めていきます。そのような形で、新しい知識を身に着けて一つずつできることが増えていくことに面白さを感じています。
見積りから受注、完工まで一通りの流れを経験しました。
一つずつの作業に時間はかかりましたが、先輩にフォローしていただきながら仕事を進めていました。
初めて規模の大きな物件を担当しました。
規模が大きいため一部図面制作を社外発注したため、取りまとめにも苦労しました。
打合せも数多く経験し、何を話せば良いかを考えるスキルも身につきました。
お客様の生産などに必要な環境・空間の提供をすることが仕事の大きな目的であり、そのために必要な建物や構造物の設計をしています。工場では、私たちが生活している空間とは全く違う空間づくりが必要となり、それもお客様によって異なるので、設計の第一段階ではニーズや要望のヒアリングを行ったり現場調査をしたりしています。その後建物のレイアウトを図面化していき、構造等を実現できるように詳細に内容をつめていきます。CADソフトを用いて図面を仕上げるなど、パソコンでの一人作業も多いですが、それ以外にもお客様、工事業者、メーカー、役所などとのやり取りやコミュニケーションをとることもよくあります。色々な人が関わる仕事であるのでまとめていくのは大変ですが、それだけ大きな成果物ができる仕事です。
学生時代は、建築学科で建築における基本的な理論や設計の原則、法律について、建物の構造や力学について学んでいました。その中でも私は、環境計画に関する分野を専攻しており、都市の温熱環境や気流の影響について研究していました。都市は私たち人間が生きることができるたった100年ほどでも、住宅やビルが撤去・新築されていき、都市の形状は大きく変わっていきます。そのような都市の変遷による温熱環境や気流の変化を読み解くことで、私たちがより快適に過ごせるには都市をどのように計画していくのが良いのかを研究していました。
学生時代が建築系でなおかつ配属が建築設計グループであったので、建築計画や構造計画に関する基礎知識に関してはほとんどが、学んだことが活かされています。建設業(サブコン)と呼ばれる業界となるため、エンジニアリング部門(営業、設計、工事など)では建設業特有の専門用語でやり取りすることも多く、専攻が建築以外の人たちと比べると、最初の知識量が違うので物事を理解しやすかったです。私の場合、建築の中でも環境系を専攻していたので、現在の仕事のメインとなる建築計画・構造計画だけでなく設備の基礎知識が元々あり、理解がよりスムーズでした。
学生時代に学んだことが全て活かせているわけではなく、実務的なことは新たに学び直すことも必要になります。特に法律や施工の分野に関しては学生のうちに学びにくく、実務を通して学んでいきました。建物を建てる上では建築基準法の知識も必要ですが、それだけではなく消防・バリアフリー・省エネなどほかの法律の知識も必要で、実際の仕事を通して学ぶことも多かったです。また、学生の頃にはあまりなかった現地調査をすることもあり、実物を見ながらどうやって建築物やその他工作物が支えられているのか、どんな順番で工事をしているのかを学びました。
建築主担当として図面の制作、打合せを行っていました。わからないことも多くありましたが、現場に足をたくさん運ぶようにし、先輩にフォローしていただきながら進めていました。
初めて新築物件を担当しました。2年目より知っていることが増えたため、 打合せでも自ら発言できることが多くなり、設計や官公庁手続きなど、全体の工程を先読みした行動ができるようになっていきました。
施工管理は、「安全・工程・品質・予算」の4種の管理が主な仕事内容になります。工事を無事故・無災害で完工できるように安全を第一として、客先要求を満たすために施工方法の計画や施工図の作成、施工方法の指示、定められた期間内で終わるように工程の計画と都度の調整を行っています。また、利益を生み出すために工程や作業方法などからコスト削減を検討することも大切な仕事です。
高校で生物の授業が好きだったので、生物関係を学ぶことができる学部に進みたいと思い、農学部に進学を決めました。大学では生き物や植物の基礎的なことから、「環境管理」ということで自然や生き物、人などの関わり合いによって起こる現象や影響についても学びました。また、座学だけでなく山や川、ダムなどでフィールドワークを行い、実際に見たり聞いたりして環境管理について学ぶ授業も多くありました。
中学校・高校含め、学生時代に学んだことの一部が製薬や化学工場といったお客様との仕事の中で出てくるので、仕事内容を把握するにあたって、知識として活かされることはあります。お客様の業種も色々なので、普段の生活の中で見聞きしたものが会話の中で出てきたりすることもあり、それが仕事に活かされることもあります。
建設業や空調に関わることは、ほぼ全てが新たに学んだことでした。機械や作業に使う工具を見るのも初めてでしたし、施工図を作成するのに使うCADも出身学科によっては利用するようですが、私自身は入社後に初めて使いました。実際に現場で見た工具や機械やCADは、先輩社員から教えていただいたり、調べたりすることによって使い方や名称、役割を学んでいきました。
先輩の指示を仰ぎながら、工程管理や協力会社の対応を担当していました。
初めての現場が新築現場で、何もない状態から工場が建てられていく工程を最初から最後まで見られたのは良い経験でした。
1年目に引き続き、新築現場を担当しました。1年目の時は指示通りにしか動けなかったですが、少しずつ経験が増え、先輩に質問することもありましたが、自身の意見も出せるようになりました。
この頃から1人で現場を担当するようになり、安全・工程・品質管理を行っていました。わからないことがあれば先輩や上司に聞くこともありましたが、「自分がお客様にとっての会社の窓口になったんだ」という責任感が湧き、下調べなど事前準備をそれまでよりももっと入念に行うようになったと思います。
初めて改修工事を担当することになり、お客様の工場が稼働している中での工事になるため、構内ルールなど新築現場とはまた違ったルールの中で仕事をするのは良い勉強になりました。
ジョブローテーション研修や、工事部に配属された新入社員の指導をするようになり、質問に答えられるか内心ドキドキしていました。予算管理をするようになったのもこの頃で、工事費用の調整も大変でしたが、できる仕事の幅も増えていきました。
機密情報の多い現場が印象的でした。写真や現地調査の制約があるため、再確認がないようにしっかりとメモをとり、きちんとその場で確認するように心がけていました。
施工管理の主要な業務として安全・工程・予算・品質管理があります。設計者より工事についての概要や設計図を引き継いだ後に施工計画を立てて予算会議を行っていきます。着工後はお客様や他のゼネコンやサブコンと工程を調整しながら、完工まで現場に常駐し安全・予算管理をします。お客様によって条件や現場の状況など様々ですが、いかなる時もご要望に応えられるように努めています。その上で予算を達成できるように、日々奮闘しています。
学生時代は化学工学研究室で超臨界二酸化炭素を用いて有効成分を抽出する研究をしていました。超臨界二酸化炭素とは、身近にある二酸化炭素を超臨界流体にするのですが、超臨界流体というのは臨界温度および臨界圧力を超えた非凝縮性高密度流体のことです。超臨界二酸化炭素を用いて目的成分を抽出するという方法は多くの利点を有しているため様々な分野で利用されています。私は厚朴というオオノキの樹皮から漢方薬に配合される有効成分を抽出するという研究をしていました。
化学工学研究室での研究過程で、物質の状態変化や高圧について少し学んでいましたが、それらは今の仕事にも活かされていると思います。また、研究室で工具を使って実際に自分の手で装置を動かしたり修理したりすることがあったので、そこで工具の使い方や名前を覚えることができました。施工管理の場面で実際に自分たちが工具を使用することはありませんが、使い方や名前を知っているだけで、打合せがしやすいように感じます。
仕事をスムーズに進めることにおいて『段取り八分、仕事二分』ということを学びました。学生時代は教授や大人が用意したものを遂行していましたが、そこには相当の準備・段取りがあったと思います。施工管理においても着工前に予算や工程を決めて、着工してからはその通りに進んでいるかを管理し、変化が生じた際に都度調整・修正していきます。最近は特に現場着工してからよりも着工前の準備をどのくらいできるかで、現場がうまくまとまるかが決まるように感じています。
何もかもが初めての経験である中、先輩社員について日々の工程管理、安全書類の作成、打合せなどを行っていました。新築現場だったため、まっさらな状態から建屋や設備が出来上がっていく様子を見られたのが非常に印象的でした。
先輩と一緒に日々の工程管理や打合せなどを行い、施工図も描くようになりました。1年目に比べて知っていることが増えたため、打合せの質が上がっていきました。
この頃から1人で現場に立つようになり、調整関係もスムーズにできるようになりました。現場では先輩がいない分、お客様や協力会社の方との打合せではわからないこともまだ数多く、苦労しましたが都度調べたり先輩に連絡を取ったりすることで乗り超えました。
初めて予算管理まで自身で行いました。実際に何にどのくらいの費用が掛かっているのかを知り、 驚きもありながら、工事全体の管理ができるようになっていきました。
初めて試験室を担当しました。より精密さが求められるため、試運転でも他の工事より細かく多数の調整を行ったことが印象的です。後輩社員が付いたのもこの現場で、初めて指導側に立ちました。指示を出すだけではなく、確認作業を欠かさないように心掛けています。
サービス部門の仕事内容には、機器の点検、メンテナンス、リニューアル工事があります。
現在は主に、大手コンビニ向けの弁当や惣菜を作っているデイリーメーカー様を担当し、冷凍機の点検や整備を行っています。最近では機器故障のリスクをお客様にご説明し、大型の保全整備の発注をいただきました。また、その他には青果やお米を保管する倉庫用の冷凍機も担当しています。青果の保管倉庫では、機器が1台故障しただけでも庫内温度が上昇して製品に影響を与えてしまうので、定期的な点検を実施し、故障リスクがあるものに関しては修理のご提案を行い、安心して使用していただけるように心がけています。
1年次では工学の基礎分野、2、3年次から電気・電子・情報分野の応用知識を、3年次からは研究室に入り自分が研究したい分野の研究を行っていました。研究では、排気ガス中に存在する硫黄酸化物や窒素酸化物などの毒性、発癌性物質を、電気集塵装置を用いて除去する研究を行っていました。実際にディーゼルエンジンを使用し、時間経過ごとのサンプルを取り、捕集効率を調べました。ただ作業するだけではなくより良く捕集できるように考え、研究していました。
空調の業界に入り、電気図面を見る機会が増えましたが、大学で電気回路について学んでいたこともあり、ギャップもなく仕事ができていると感じています。また、大学時代の研究では失敗の方が多かったので、何回も実験し直して、なぜダメだったかを追及していました。そのおかげで現在、担当案件で不具合が生じた際にも諦めず1つ1つ解決し、設備を直すことができているので、サービス業務を行う上で必要不可欠な解決力が活きていると感じています。
空調の知識が殆どない状態で入社したので、全てが学びでした。普段何気なく使用しているエアコンがなぜ冷えたり暖かくなったりするのかを学び、その中で冷凍サイクルの原理や使用不可欠な冷媒の知識も身に着けました。最近では、空調機更新に伴って発生する石綿についての法改正があったので、石綿の被曝が考えられる工事の際の対処方法や調査方法を学ぶ機会がありました。空調機を扱う上で法令違反を起こさないために必要な資格を取得し、今後間違った施工をしないように学びました。
サービス配属後の9か月間のサービス研修では各営業所で先輩社員に同行し、サービスの実務を教わりました。知らない土地を回り、多くの先輩に出会え、とても楽しかったです。
先輩にフォローいただきながら設備の点検や見積書作成などを行い、徐々に先輩から担当を引き継いでいきました。
見積作成は自身で完結できるようになり、客先訪問から見積作成、修理、検収処理まで自身ですべて行うようになりました。
わからないことは上司や他部署の方に助けていただきつつも、2~3年目よりも担当案件が増え、経験や知識が増えたことによりたいていのことは対応できるようになりました。仕事量も増えましたが、これまで自身ですべて行っていた仕事も後輩や事務担当の方に依頼できるようになり、仕事の調整もうまくできるようになりました。
1件1000万以上のサービスとしては大型の案件を初めて担当しました。整備台数が多かったこと、お客様の生産を急いでいたこともあり工期調整には苦労しましたが、良い経験になりました。